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森と暮らす – mori to kurasu –
- Contents
①広葉樹の森を広げて、循環型社会を目指す。 mori to kurasu(森と暮らす)シリーズ
日本の森で育った木を使うという事が、簡単ではないという事。
それでも当たり前になってほしいという事。
暮らしの中で森を感じる【mori to kurasu】ブランドが生まれました。
日本には多くの森があり、気持ちの良い自然の森で覆われています。
その森で育っている広葉樹もとても豊富で、その個性や特性も様々ですが、実はそのほとんどが家具用材として、世の中には出ておりません。
家具メーカーが販売している家具のほどんどが、アメリカやドイツなどの海外から仕入れた木材を使用し製作しています。
もちろん、その木材が悪いわけではなく、とても良質な材料なので良いと思います。私たちもその木材の家具を多く取り扱っております。
それでも、日本の森から採れた木を使うことで、森に人の手が入り、森が生き生きとしてきます。
もちろん伐採するだけでなく、植林もし、広葉樹の森を守ることで、より良い森が生まれます。
私たちは、そんな日本の森を通して、循環型社会に少しでも貢献出来ていけたらと思っております。
日本の広葉樹でも特に家具に向き、経年変化も楽しめる3つの材種をベースに、オーダーにて一枚一枚丁寧にテーブルをお作りいたします。
材種は、栗、胡桃、山桜をご用意しております。
栗(クリ)天板
栗(クリ) ブナ科クリ属
重硬で弾力に富む。水湿気によく耐え、材の保存性は極めて高い。
硬く腐りにくい為、建物の土台や、枕木にも使われていた。
材になると、硬くて軽いという性質も持つ。
胡桃(クルミ)天板
胡桃(クルミ) クルミ科クルミ属
木質は重硬で衝撃に強く、強度と粘りがある。
狂いが少なく加工性がとても良いという特性を持つ。
落ち着いた趣があり、重厚な木目から家具材や工芸材に用いられてきた。
山桜(ヤマザクラ)天板
山桜(ヤマザクラ) バラ科サクラ属
硬く強靭で狂いが少ない。加工性に優れている。木目は、ほぼ直通で木肌は緻密。
もともと高級家具素材だが、生産量減少により最近は価格がさらに高騰している。
大量生産はできませんが、オンリーワンのテーブルをお探しの方には、お勧めのテーブルとなります。
②自然がつくりだした、この世に1つだけの一枚板シリーズ【GAIA】
≪ GAIA ≫ シリーズは、全て1点物となります。
自然が作り出した、曲線のある躍動的な一枚板がとても魅力的なシリーズです。
谷間に育った木は、日光を求めて、上に伸びようとします。
その際、斜面から上に伸びようとするため、自然に曲がった美しいデザインが出来上がります。
これが、一枚板になった際、美しい自然が造りだした曲線にとつながります。
また、アクセントに真鍮を用い、意匠としてデザインに取り入れています。
木の割れを防ぐ、チギリの役割も果たしています。
③一枚板以外にもベンチなど小物雑貨もご用意しております。
森から木を取り出してきて、天板や一枚板を制作する際、必ずといってもいいほどに出てきしまう、材料の端材。
森からの恵みを、全て捨てずに使うために、ベンチスツールやカッティングボード、時計など、日本の森の木を使った小物家具や雑貨も、ご用意いたしました。
こちらに掲載以外にも、丸太のスツールや、木のランプシェードなどもご用意させて頂く予定です。