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流木のガーランド | ワークショップ体験記
海辺を漂ってきた流木と、季節のドライフラワーを束ねて。
自然のかけらを組み合わせながら、自分だけの“ゆれる壁飾り”を作るワークショップを開催しました。
今回は小さなお子さま連れのご家族から、クラフト好きの大人の方まで幅広くご参加いただき、会場にはあたたかな空気が流れていました。
“ひとつとして同じ形のない”流木から始まるものづくり
土や水、潮風にさらされながら長い時間を旅してきた流木たち。まっすぐではない節やカーブ、ひび割れまでもが、この日の主役になりました。
自然の造形を活かしながら、そこにリボンとドライフラワーを組み合わせていく。同じ材料を使っても、できあがる作品はどれも個性的で愛らしいです。
色とりどりのドライフラワーが“ゆらぐ時間”
束ねた草花を細い糸で吊るす作業は、時に集中しすぎて声も出なくなるほど。
それでも、完成したガーランドがふわりと揺れた瞬間に、ふっと笑顔がこぼれます。
このワークショップで使った花材は、色持ちがよく乾燥後も美しい品種を厳選しました。
光が当たると壁に映る影さえも作品の一部に見え、空間に自然のリズムが生まれます。
それぞれの「どこに飾ろう?」という物語
流木のガーランドは、画鋲ひとつで飾れる手軽さもあります。
仕上がったガーランドを手に、どこに飾ろうか。玄関、リビング、子ども部屋、トイレ、窓辺…。想像が広がるその瞬間こそが、このワークショップが単なる制作体験を超えて、暮らしへつながる瞬間なのだと感じます。
ご参加いただいた皆さまへ、心より感謝を込めて
このワークショップを通して、自然素材の豊かさと、それを受け取ってくれる皆さんの感性の柔らかさにあらためて触れることができました。
参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
何気ない木の枝と草花が、誰かの手を通して美しく生まれ変わっていく――
その過程を見守れることが、私たちにとっても何よりの喜びです。
また季節を変えて、自然と向き合う静かな時間をご一緒できますように。
ワークショップの開催情報は、ホームページ・Instagram・LINEにて不定期でご案内しております。ぜひ次の機会にも、ふらりと遊びにいらしてくださいね。