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ロフトに心躍る、ナチュラルテイストの住まい
白壁に木の質感が馴染む、ナチュラルな空間。
南に広がる大きな窓からは、横並びに配されたリビング・ダイニングキッチンに、くまなく陽差しが届けられます。
今回インテリアコーディネートをさせていただいた、こちらの住まい。
間取りを活かす家具選びと、住まいの素材感に合わせた雑貨選びのポイントをご紹介します。
ナチュラルな空間に馴染む、有機的なテーブルウェア
LDKの中心に位置するダイニング。
テーブルは太めの脚が特徴の、どっしりとした印象のものを選びました。テーブルの存在感が重心となり、空間に落ち着きを与えてくれます。
ダイニングテーブルに合わせたのは、伝統的な波佐見焼に新たな感性をプラスしてデザインされたHASAMI PORCELINのテーブルウェア。土のぬくもりを感じるマットな質感と色彩は、住まいのナチュラルな雰囲気によく馴染みます。
個々のアイテムが共通の直径でデザインされているため、スタッキングが可能。重ねた時の姿も美しいので、見せる収納にしてもよいですね。
コーディネートに使用したアイテム
■ダイニングテーブル/ジョイアBテーブル
■ダイニングチェア/スヴェルトチェア
■テーブルウェア/HASAMI PORCELAIN /HASAMI プレート/マグカップ
住まいと一緒に時を重ねる調理具
白を基調とした空間に、アクセントを加えるモルタル仕上げのキッチン。無骨な印象でありながら、モルタル独特の塗りムラが、どこかやわらかな温かみを届けてくれています。
そんなキッチンに合わせたのは、sambonetのソースポット。表面をヴィンテージ風に加工したステンレススチール製の本体と、真鍮の取っ手とを組み合わせた、上質なデザインです。
使えば使うほど色合いが変化して、独特の味わいが出てくるのも魅力の一つ。さらには、IH・食洗機・オーブンレンジ対応という機能性も備わっています。
これから始まる新しい住まいでの暮らし。
経年変化を楽しめる調理具は、一緒に時を重ねる大事なパートナーになってくれるはずです。
コーディネートに使用したアイテム
■ソースポット/sambonet /sambonetソースポット
吹き抜け空間の魅力を際立たせるソファ選び
リビング部分は心地よい吹き抜けになっています。そこでソファは、肘なしのロータイプのものを選択。低く構えることで縦の開放感をより際立たせることができます。
吹き抜けの先は、板張りの勾配天井になっています。リビングでのくつろぎ時間。ソファに腰掛け、ふと天井を見上げた時に広がる景色は、暮らしにさらなる心地よさと豊かさを与えてくれるでしょう。
コーディネートに使用したアイテム
■ソファ/voitto(ヴォイット)
心躍る、秘密基地
リビング階段を上った先には、秘密基地のようなロフトがありました。そこで一際目を引く、レンガ色のロッキングチェア。LDKとは空間を隔てた”隠れ家感”を楽しんでもらうため、あえて他とは違ったテイストのカラーを選択しました。
色合いが違っても雑多な印象にならないのは、張地をダイングチェアやソファと同じ質感で統一しているから。
さて、このロフトではどのように過ごしましょう。ロッキングチェアに腰掛けて、ゆったりと趣味の本を読むのもよし。LDKで過ごす家族の気配を感じながら、うとうと午睡を撮るのもよし。それともしばらくは、お子さんの秘密の遊び場となるでしょうか。
暮らしに遊び心を与えてくれる空間があるって、素敵ですね。
コーディネートに使用したアイテム
■ロッキングチェア/ニーチェアエックス ナチュラル/レンガ
今回、インテリアコーディネートをさせていただいたのは、『ARRCH[アーチ]by
白都建設』様の住宅になります。