cocochi | 家具と服と暮らしの店|静岡県袋井市

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LifestyleFood

誰でもどこでも静岡の一番茶が飲める −annonの粉末茶−

お茶について考えたきっかけから、静岡 玉川のお茶[annon]との出会い。

みなさんは水分補給について気にしてみたことはありますか。
毎日のことだからこそ、少し気にしてみるのも良いかなと思うのです。

私は、元々「お茶の地」静岡県生まれ。一時静岡を離れ、最近また戻ってきました。
その背景があり、昔は急須でいれたお茶を毎日飲んでいました。

他県で生活していた頃はというと、毎日ペットボトルの水やお茶を買い、水分補給をしていました。
その頃、美味しいお茶が飲みたいと思うことがよくありましたが、美味しくお茶を淹れることができず手間だし、出先で飲む際は水筒に緑茶を入れると夕方くらいには苦くなってしまい持ち運びもできず。
ということから、極端ですが、味を感じないペットボトルの水でいいやと思っていました。

ですが、静岡で久しぶりにお茶を淹れてもらい、ホッとして静岡のお茶が美味しかったことに改めて気がつきました。水分補給はできるので良いのですが、その「質」、お茶について考える。これがお茶について考えるようになったきっかけです。

静岡の美味しいお茶は、静岡でしか飲めないのか。外出先では飲めないのか。
誰でもどこでも、生活の中に静岡の美味しいお茶の習慣が当たり前になれば良いのにと思っていました。そんな時私の理想を叶えてくれるような、粉末と水やお湯で手軽に飲める玉川の一番茶、annonさんに出会いました。

粉末茶『annon』の魅力を伺いに玉川へ。

みなさんは、粉末茶というとどのような印象を思い浮かべますか。
私は、給茶器で飲むような粉っぽく、時間が経つと苦くなっていくイメージでした。
しかし、annonの粉末茶は飲んでみると想像以上に香りが良く、粉末とは思えない程の深く美味しいお茶でした。冷たい方は夕方になっても苦くなりません。

私はannonさんの粉末茶の魅力に惹かれ、annonのお茶がつくられている平岡商店さんにお話を伺いに行ってきました。

場所は、静岡県の安倍川上流の玉川。
高い山々に囲まれた土地を進み、さらに小さな道を進んでいくと、そこに小さな工場が見えてきました。
annonについてお話を聞いたのは、平岡宏太さんです。 新しいお茶の飲み方に着目し、『一番茶葉丸ごと粉砕製法』でつくられる粉末茶として美味しい一番茶を発信。農家さんと協力しながら、茶商としてお茶を生産しています。一部農家さんから茶畑を引き継ぎ、生産も行なっている方です。

粉末なのに粉っぽくなく、香りも風味もちゃんとある理由でもある、一番茶を粉末で飲める『一番茶葉丸ごと粉砕製法』について聞いてみました。
どんな過程でこの製法に辿り着き、商品化まで辿り着いたのでしょうか。

「annonの粉末茶は、気流でぶつけて熱を加えない『気流式粉砕機』を使用して、味わいや風味を壊さないようにしているんです。」

「『気流式粉砕機』の粒度にはこだわりがあり、20・・・30回くらい試行錯誤しました。その結果、荒過ぎず細か過ぎずの今の粒度に至りました。」そして今も常に改良しながらつくっています。

実は急須で淹れるお茶は、茶葉が残るため栄養成分も急須に残ってしまうそうなのです。粉末茶にすることで、茶葉を丸ごと使用する為、元々お茶に含まれている栄養成分も逃げないのです。

一番茶としての粉末茶は事実少ないです。
一番茶の時期に、フレッシュにお届けしたいので、2,3ヶ月に1回しかつくらない、という少量だけどいいものを作りたいという思いでつくられています。

理想のブレンドをつくる。

ブレンド茶はどうやってブレンド決めているのでしょうか。

そんな話をしていたら、ちょうど気になる光景が目に入りました。
香りを確かめる、比べる作業をしていました。
ブレンド茶もこのように香りや色、味などをみて、何度かブレンドを繰り返し決めているそうです。常にいい味になるようにブレンドは変えています。

年によってブレンドは全く同じではないというは、常にいい味になるように試行錯誤してできる、ブレンド茶ならではの楽しみかもしれませんね。

傾斜がかかった山間に茶畑がある理由。

5件ほどある連携の農家さんの茶畑の中から、ひとつ茶畑を見せてもらいます。
工場から移動して、集落が見えてきました。オクシズとしても知られています。

するとトウベットウをつくっている内野了一さんにばったり。農家さんとの距離の近さに驚きました。
現在は中止していますが、ここ大沢は縁側カフェとして、農家さんの縁側でお茶をいただくことができたそうです。

茶畑に向かって山奥の方に入って行き、山に囲まれたannonさんの茶畑に到着しました。山間を縫うように清流が流れ茶畑が広がっています。

こちらでannonをいただきながら、茶畑や農家さんについてお話をお聞きしました。

茶畑は傾斜面にあったり、平らなところにあったり、静岡ではいろんな場所で見かけますが、これにも理由があるのでしょうか。

「傾斜のある茶畑は水捌けがよく、山間地で霧が立ち上る為、日光が遮断されて自然の力で華やかな香りの深みのあるお茶ができます。朝と晩の寒暖差が激しく、それもお茶の栽培に適した環境なのです。」ここがまさにその場所なのです。

平地の茶畑では、陽の光をたくさん浴びて、上品で爽やかな、まろやかな甘味のあるお茶ができるそうです。

農家を守る。生産と販売の両方を。


環境や扱うお茶の葉の種類により、農家さんによってつくられるお茶の特徴は違い、平岡商店さんでは大きく分けて2種類の特徴の農家さんからお茶を仕入れています。

茶商としての平岡商店さんですが、連携している農家さんの高齢化の問題があり、農家を守るために、農家さんから茶畑を引き継いで自分達でもお茶を栽培しています。
お茶業界では、耕作放棄地と呼ばれる誰も手を付けれなくなり、放置された茶畑も多く、農協さんと農地を借りて、一からお茶を植えてお茶を作れるようにする取り組みもしているとお聞きしました。

普通は茶商と農家は切り離されているそうなのですが、美味しいお茶をつくるために、美味しいお茶を守るために、農家さんとの関係を大切にしていることが伝わってきます。

未来を生きる子供たちの生活環境を考えて。


2007年からペットボトルの消費量が、急須で淹れるお茶の消費量を上回っていることを知っていますか。手軽で使い捨てで便利だから良いのでしょう。

毎日ペットボトルの飲み物を飲んでいたら、一週間でも中々の消費量です。
プラスチックごみが環境に及ぼす影響は大きな社会問題です。

そこに着目したのが、annonの粉末茶でもあるのです。
手軽に飲めてペットボトルよりもおいしく、健康にも環境にも配慮した飲み方”、「一番茶葉のおいしさをまるごと味わえる粉末茶」というスタイルです。

誰でもどこでも美味しいお茶が飲めるという事には、美味しく飲める製法だけでなく、環境への思いも込められているのですね。
美味しいお茶がこれからも飲み続けられるように、生活の中に粉末茶を取り入れてみるのは、これからの未来に対して私たちにできることなのかもしれません。

飲み方やアレンジでさらに楽しめる。

せっかくなら粉末茶も、美味しい飲み方や取り入れ方が知りたいですよね。

「ビーカーは目盛りで分量が見えるので、失敗しないですよ。」
平岡さんは、温かい粉末茶はビーカーで淹れ、水出しはマイボトルに入れて振るのがオススメだそうです。

▼お気に入りのマイボトルにannonを淹れて。

アイスクリームにかけたり、クッキーに練り込んだり、抹茶チョコレートソースにしてみたり。

▼バニラアイスに玉川合組煎茶をかけてみました。


お茶として飲む深みのあるお茶とは違い、粉末そのままの純な苦さとバニラアイスの甘さがマッチして、贅沢なデザートに。

ちなみに、クッキーのアレンジには特にほうじ茶がおすすめだそうです。

日常に新しい一番茶を。

効率よく仕事を進めるために、休憩まではいかなくてもこまめに一息つく時間を設けたい。annonさんを知ってからは、粉末茶をマイボトルに入れて仕事に行くこともあります。

外出先でもお茶を楽しんだり、環境・未来のことを少し考えてみたり、ちょっとした時に安穏な時間をつくってみたり。

スティックを用意しておけば、水やお湯があれば手軽に飲むことができます。
「粉末なのに!」「粉末だから!」という新しい一番茶の感覚を実感してみてください。

 

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