デザートグラス (小)
ぷっくり花びらに映る、
昭和の甘味記憶
ぷっくりとした花びらのようなリム、掌にすっぽりおさまる可憐なフォルム。光を受けて揺れる縦リブ模様が、氷菓やフルーツに涼やかな影を添えます。
ぷっくりと重なる花弁ライン
ふっくら膨らんだ花びらがぐるりと囲み、プリンやアイスをそっと抱える器のよう。縁は指先になじむ丸みを帯び、レトロガラス特有のやわらかな光沢がテーブルに懐かしさと与えます。
縦リブが描く光のステンド
ボウルからフットまで伸びる縦リブは、プレス成形だからこそ生きるディテール。透明なガラスに刻まれた凸凹が光を何層にも折り返し、クリアなのに奥行きを感じさせる立体的なきらめきを生み出します。
1970-2000年のガラスの器
昭和時代から平成初期に大量生産された器です。当時の暮らしを彩っていました。しかし、時代に合わなくなってくると器の行き先はなくなります。デッドストックとして、ずっと埃を被ったまま倉庫に眠ることに。
当時の技術による製法で作られているため、歪みやひずみのほか、気泡が入っていたり、ガラスがクリアでなかったりと、現代のガラス製品とは違う独特の雰囲気があります。
当時は素材も製造場所の環境も、今ほど恵まれておらず、完成品に対しての許容の甘さもあり、これらの様な製品が市場に出回っていました。
しかし、現代の目から通してみるとそういった歪みも楽しめる器だと思っております。暮らしの中に新たな価値を見出していく楽しさを感じていただけたらと思います。
※デッドストック品のため、釉薬ムラや黒点、突起、ざらつきなどがみられる場合がありますが、いずれもご使用に支障はございません。“一期一会”の味わいとしてお楽しみください。
気になるところ、まとめてみました
【Q&A】
Q. なぜ昔のガラス器は、こんなに分厚くてぷっくりしているの?
A. 昭和~平成初期の家庭用ガラスは、日常使いに耐える「丈夫さ」が大前提でした。薄くて繊細なガラス製品は高級ホテルや輸出用が中心だったため、国内向けの器は手に取りやすく、壊れにくい厚手設計が主流でした。厚みがあることで光を抱え込み、独特のやわらかいツヤ感が生まれているんです。
Q. 縦リブやぷっくりした模様、どうやってつくっていたの?
A. 主に「プレス成形」という製法です。高温で溶かしたガラスを型に流し込み、上からピストンでぎゅっと押して形を整えます。この方法は細かな凹凸を出しやすく、同じデザインを短時間で均一に作れるので、家庭用食器には最適でした。縦リブや花びらの模様も、プレスならではの“型の跡”なんです。
Q. どこかに製造メーカーの記載はありますか?
A. デッドストック品のため、こちらは刻印やブランド名はありません。
Q. 同じ商品は再入荷する?
A. デッドストックゆえ在庫限りです。再入荷は基本的にございません。シリーズでそろえたい方はお早めにご検討ください。
デザートグラス (小)
- 配送料無料
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※家具に関しましては、別途送料がかかってまいります。
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商品番号 187617511 生産国 日本 素材 ガラス サイズ Φ8.8×h7.5cm 注意事項 デッドストック品は現在は生産されていない、未使用長期保管品となります。
色ムラや傷など表面上に様々な個体差がございます。
デッドストック品につき正規の表記がない為、保証は致しかねます。
破損以外での返品・交換は致しかねますので、予めご了承の上ご購入くださいませ。
◎トラブル防止のため、申し訳ございませんが、ラッピングをお断りさせていただきます。配送ランク 小物便
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